一歩踏み出す勇気_{2015年07月06日}

62歳、省エネ事業の経営者様のお話です。
もともと大手ゼネコンに勤務しており、定年前に退職し独立。
8年前に会社を設立され、現在の年商は約2億円です。

この経営者様はとても物腰が柔らかく、温和な方。
私どもにお仕事内容の説明をされている時のお顔がとても印象的で、
経営者としての苦しみがある一方、本当に楽しみながら仕事をされているのだろうなぁと感じました。

一度だけこの経営者様の顔が曇るお話がありました。
それはこれまでの経営者人生で一番苦しいときのお話。
コンサルと設計を行ってきたが、この2事業だけでは全く経営が上手くいかない。
打開策として工事も自社で請負うという決断を下した。結果これが成功。
こう仰います。
「考えることはもちろん大事。でももっと大事なのはいかに一歩踏み出せるか。実行できるかなんだよ。」
今は3つの事業の柱が上手く回転しているとのことです。

また、この経営者様には5年前から勤務する息子様がいらっしゃいます。
ようやく会社のことも把握してきたので、経理回りも任せようとのことでした。
今までの経理は会計事務所に全て丸投げ。
「8年経ち会社も落ち着いてきた。息子も成長してきたので自社で意味ある経理を。」
との思いが以前よりあったそうです。

弊社代表税理士は言います。
「経理は過去の単純な纏め作業で終わっていては全く意味が無い。経営に役立てて初めて意味をなす。」と

この経営者様と息子様がこれから歩んでいく道のりを私どもでサポートできる日を
楽しみにしながら、会社に戻って参りました。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。