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非居住者が国内で金を売却した時の税金2016年11月17日

本日は、私どもエヌエムシイ税理士法人 税務総合戦略室 元国税調査官・税理士 吉田 雅相 寄稿の「非居住者が国内で金を売却した時の税金」をご紹介します。
※2016年11月1日の「税務総合戦略室便り」より引用

1.金は輝いている

金価格はここ8年高値を維持しており、原油・石炭や銅といった商品の取引価格が大きく下落したのとは異なり、異彩を放っています。
何よりも括目すべきは、金価格はドル/トロイオンスで見ると長期的には値上がりを続けているという事実です。金輸入が自由化された1973年には平均値97ドルであった価格は2012年になると1668ドルと17倍にもなった=金投資は長期(国際)投資適格なのです。
ただし、円ベースで見ると為替変動の影響もあり、乱高下が繰り返されています。私が始めて国税局調査部に勤務した1980年頃、金価格が突如高騰したことを覚えています。1g千円を上回る程度の価額であったものが、3千円台まで跳ね上がりました。その後、円高の影響もあって、再び元の価格に収まっていったのを鮮明に覚えています。
そして、女房に請われて、1g千円を上回る程度の価額となっていた金製品をプレゼントしたことが、今では思い出となっています。
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