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自社株はなぜ高額の評価になるのか2016年07月12日

本日は、私どもエヌエムシイ税理士法人 税務総合戦略室 客員税理士 髭 正博 寄稿の「自社株はなぜ高額の評価になるのか」をご紹介します。
※2012年10月1日の「税務総合戦略室便り」より引用

1 純資産価額が高い原因

(1)資産に含み益がある場合
純資産価額方式による純資産価額は、賃借対照表の「資産」を相続税評価額に換算し直した「総資産価額」から、同じく相続税評価額に換算し直した「負債価額」を差し引いた価額を基礎として計算されます。賃借対照表の資産の30億円が、土地や有価証券、借地権の含み益などの相続税評価額で40億円になっていたとしますと、差額の10億円に対して58%(評価差額に対する法人税等の42%控除後)の5・8億円が、資産の額に加算されることになります。このように、かなり以前に取得した会社が所有する土地、有価証券などがあって、多額の含み益が発生している場合は、純資産価額が多額になり、純資産価額方式による株価が高くなってしまいます。
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