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未来の話を聞かせてください2016年05月12日

本日は、私どもエヌエムシイ税理士法人 税務総合戦略室 室長 元国税調査官・税理士 風間 光裕 寄稿の「未来の話を聞かせてください」をご紹介します。
※2016年5月1日の「税務総合戦略室便り」より引用
エヌエムシイ税理士法人は日本経済新聞と読売新聞に全面広告を掲載し、『税務総合戦略室』が行っている仕事の内容や私達の税金に対する考え方などをお伝えしています。
また、セカンドオピニオンとして行っているお客様へのサービス内容や、この「税務総合戦略室便り」などをホームページに掲載して各種情報を発信させていただいております。
これらの媒体に目をふれていただいた全国の多くの経営者様から様々なご質問・お問い合わせを頂戴しています。その中では、週に数件程度の割合で、「税務調査の連絡があったのだが、いくつか不安要素がある」というご相談があります。
さらに、より切羽詰ったケースではすでに税務調査が始まっており、その過程において税務署からあまりにも多くの指摘事項が提示され、困り果ててSOSをいただくといったケースも珍しくありません。
また、税務調査に関する事柄以外でも、毎期良好な決算が続き利益が積みあがった結果、自社株の株価が何十倍にも高騰しているのに何の対策も取っておらず、その状態で、急病など様々な理由により相続の問題が近々に迫ってきているなどの急を要するご相談もあります。
このようにいわゆる緊急手術的な対応が必要となってしまう案件に対しても私共は現状でできうる限りの対策を講じるべく、お話や提案をさせていただきますが、なかなか楽しいミーティングにはなりづらいというのも事実です。
残念ですが過去は変えられません。変えることができるのは未来だけです。現在(日々)の積み重ねが未来を創るとも言えます。
税務調査対策にしても、決算末の利益に対する対症療法的な節税対策にしても所詮は過ぎ去ってしまった過去をやむを得ずその場しのぎで何とかしようとしているにすぎません。
相続に関する税金の対策などについては、なるべく考えたくない話として、多くの方が漠然とした不安を抱えながらも対応を先送りしてしまいます。
「あの時こうしておけばよかった」と後悔しても遡って過去の処理を変えることはできません。
事前に時間をかけて十分な対策をとっていれば、いざというときに慌てる必要はないのですが、その対策を怠ってきたツケが税務調査や決算の際、相続が発生してしまってから顕在化してしまうことになります。
私達はそのような事態が発生しないよう、お客様とともに将来を見据え、中長期的な視点を持って税務対策を考えていきたいと思います。
変えることのできない過去の話ではなく、未来の話をしたいのです。
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