税理士が生き残るために2016年02月22日
本日は、私どもエヌエムシイ税理士法人 税務総合戦略室長 元国税調査官・税理士 風間光裕 寄稿の「税理士が生き残るために」をご紹介します。
※2016年2月1日の「税務総合戦略室便り」より引用
消える仕事
少々旧聞に属する話ですが、1年ほど前、英国オックスフォード大学で人工知能などの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授が発表した『雇用の未来―コンピュータ化によって仕事は失われるのか』という論文が世界中で話題になりました。
論文では702の職種について今後コンピュータに取って代わられる確率を試算しています。代わられる確率が90%以上、すなわち消える可能性の高い職業として「スポーツの審判」「レストランの案内係」「レジ係」「カジノのディーラー」「ネイリスト」「保険の審査担当者」「銀行の融資担当者」など38種類が挙げられています。
残念ながらその中には我々会計業界に関係する職業が3職種も含まれていました。「税務申告書代行者」「簿記、会計、監査の事務員」「データ入力作業員」です。
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