専門家に様々な相談をすることは恥ずかしいことではありません2018年01月09日
今年6月にクリニックを開業される予定の30代の医師の方と面談の機会をいただきました。
医師としての経験を積まれ、ご自身のクリニックをいよいよもたられようとされていて、
みなぎるエネルギーがとても眩しく感じました。
ところで、私どもで面談の機会をいただいたのは税務会計の相談でした。
ネットで断片的な情報は得られていたようですが、当然、不安を感じられていました。
「まずは何をすべきか分からない」
「正直、何を質問したらいいかも分からない」
と率直なお気持ちを伺いました。
私どもより、予定される事業の概要を伺いました。
どこで開業される予定か、どの位の患者さんを見込み、どの位のスタッフを揃える予定なのか
診療所の家賃はどのくらいを予定しているのか、設備にかかる借入は考えていらっしゃるのか
私どもの質問に即答されるものもあり、考え込まれるものもありでした。
そして、これから事業の計画を真剣に立ててみますとお話しいただきました。
私どもからは、事業を開始されるにあたり税務署へ届け出る書類や、各種特典を受けられる
申請書など、ご理解いただけるまで丁寧にご説明させていただきました。
そして、最後に今抱えられている不安なこともお話しいただきました。
お店の内装費、治療を行うための治療用設備や機械器具、広告の掲載費など様々な費用など
それらの支出を経費にするためにはどのようにしておくべきか?
何も知らなくて恥ずかしいけど教えてください。
私どもでは、知らないことが恥ずかしいことだとは思っていません。
医療については、私どもも全くの素人ですし、その分野の専門家に様々な相談するのは
当然のことだと思っているからです。
お帰り際に、ホッと安心された表情でいらっしゃったことがとても印象的でした。
開業までこれから数ヵ月ありますが、あっという間にその日を迎えることでしょう。
それまで、私どもと契約して良かったと感じていただけるようサポートさせていただきたいと
強く感じております。
文:田所 高志