小芝居2017年02月24日
本日は、私どもエヌエムシイ税理士法人 税務総合戦略室 元国税調査官・税理士 伊藤 徹也 寄稿の「元国税調査官のひとりごと 第28回 小芝居」をご紹介します。
※2017年2月1日の「税務総合戦略室便り」より引用
1 小芝居を打つ
もう今はそんなことはしないのでしょうか?
税務調査には、色々な形態があります。
一人でする単独調査もあれば、2~3人の組調査、それ以上の人数をかける特別調査等。特別調査の時など、参加者の中で、わざとらしい小芝居がされることがありました。
特別な打合せがされるわけではないのですが、社長と当局が話しながら、社長が当局の力量を図っているような雰囲気の時などに、社長に対しては、すごく丁寧に対応しておいて、突然後ろにいる調査官に対して、「何ぼーっとしているんだ、さっさとやるべきことやらんか」と大声で怒鳴りつけたりしてピリッとした雰囲気を作りだしたりします。
現実にこの後の会社の対応が変わってきたりもします。
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