親族に分散してしまっている株式_{2017年02月15日}

一昨年9月より始めたセミナーですが、本日、通算41回目が終了しました。
セミナーにご出席くださった社長様のお1人と終了後に面談の機会をいただきました。
お父様が亡くなって、4代目の社長に就任して2年になるそうです。
まだまだ勉強が足りず、直ぐにお願いできる状況ではないが、いずれお願いしたいと考えていると最初にお話しくださいました。
そのうえで、これまでの経緯を率直にお話しくださったのです。
2年前にお父様の相続で相当に苦労し、そのときに株式も分散してしまっていて、今になってその分散の脅威を知り始めてきた。
お父様が保有していた自社株の多くをお母様に相続したままになっていて、また相続が発生したときのことも真剣に考えていかなければならないと思いだしたそうです。
創業60年を超える企業の社長様は、本業の経営のかじ取りだけでなく、社員には見えない苦悩も抱えられていることを実感した面談でした。