昭和から平成、令和へ、全力で走り続けてきた50年
トラック便に荷物を積んで故郷の福島県いわき市に戻ってきました。
途中、茨城県から福島県への県境を超えた途端、それまでの雨が急に上がり、
雲間からは陽が輝き始めて虹が出たのです。
よく見るとそれは三重の虹で、今まで見たことのない光景となりました。
県境のいわき市に入ったタイミングでの三重の虹の歓迎に、「運がいい。これからすごいことが起きるような予感がする…。」と気持ちが高まってきたと、野本はこの日の出来事を、その後いつまでも鮮明に記憶していたそうです。
5月6日、いわき市平新川町にあった古い実家建物内の六畳一間を使い、手書きの看板を掲げて税理士事務所をスタートしました。それが現在のエヌエムシイグループの起点となった野本会計事務所の誕生でした。
開業から数年後、同市内の平谷川瀬に事務所を移転してからは、毎年のように事務所拡大の仕掛けを実践したことにより、従業員も顧問先も事務所スペースも拡大していきました。
1989年に株式会社エヌエムシイを設立して東京進出。
この時期に開催していた会計事務所経営スクールは大きな反響を呼び、
全国から500以上の会計事務所が参加しました。
1991年、CASH RADARシステムの開発に着手し、グループとしても新たな事業展開へ進んでいくことになりました。
2002年、エヌエムシイ税理士法人を設立。
東京といわきの2拠点となり、新たに複数の税理士も採用して新体制へと変化していきました。
そして現在、エヌエムシイグループとして無事50周年を迎えることができました。
これからも初心を忘れることなく、新たな挑戦を続けながら100年企業を目指して邁進していきます。
100年企業の未来に向けて
新たな創造と挑戦へのスタートライン
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1973年
野本会計事務所開業
初期の野本会計事務所社屋
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1977年
経営指導を目的とした
野本マネジメントセンター株式会社を設立いわき市平谷川瀬に事務所移転
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1978年
コンピュータ会計聡明期にいち早く計算センターを利用
多くの中小企業に対し、コンピュータ利用の道を開く
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1985年
就職情報誌「エリートマン」を創刊
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1987年
事業承継事業部新設(専用コンピュータ 5台導入) 事業承継セミナーを各地で開催
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1988年
野本マネジメントセンター株式会社東京進出
(日本橋に拠点を設ける) -
1989年
株式会社エヌエムシイ設立(本社・東京)
会計事務所向け報酬アップシステム『Mr.Radar』開発
会計事務所経営スクール開講
(野本会計事務所で成功したノウハウを全国の会計事務所へ公開)1991年まで開催し、全国より500以上の会計事務所、のべ800名が参加
初期の野本会計事務所社屋
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1992年
通信機能を搭載した財務システム
『CASH RADAR』リリースCASH RADARシステムリリース
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1993年
『CASH RADAR』がニュービジネス協議会よりニューアイデア賞を受賞
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1994年
財団法人ベンチャーエンタープライズセンター(VEC)より「知識融合型企業」を承認される
(全国47社目) -
1996年
通産省より「特定新規事業法」に基づく企業に認定される
株式会社第一勧銀情報システム、滋賀銀行と業務提携 『いっ給さん』(給与計算+バンキングシステム)をOEM提供
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1997年
株式会社日本総研EBサービスセンターと
業務提携「住友の給与ヘルパー」
(給与計算+バンキングシステム)を提供 -
1998年
特許庁より「会計処理装置」「財務監査システム」で特許を取得
会計システムの特許を取得
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2000年
『CASH RADAR Pro』リリース
ネットワーク社会を見据えた情報系機能と
勘定系機能を統合させたシステム -
2002年
エヌエムシイ税理士法人設立
東京と福島県いわき市の2拠点で会計事務所業務サービスの提供を開始
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2004年
『経理コンビニ』フランチャイズ事業を展開
エヌエムシイ税理士法人の顧客拡大ノウハウ・業務標準化
ノウハウをマニュアル化し、全国の会計事務所に提供 -
2010年
『CASH RADAR PBシステム(SaaS版)』リリース
SaaSを利用したクラウド版の会計ソフトへと進化
Webコミュニケーションツール『私書箱』リリース
会計事務所と顧問先企業を結ぶWeb上での情報の共有化が進む
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2015年
会計事務所職員に特化した
人材の紹介サービスを開始 -
2023年
エヌエムシイグループは、1973年の野本会計事務所開業を起点に50周年を迎えた
社内懇親会