新たなステージへ
2016年01月01日
代表社員 佐藤 修一『日々日々のお客様との出会いを大切にする、商売繁盛で元気になっていただきたい、ニコニコ笑顔でまたお会いしたい、そして、良きビジネスパートナーとして共に成長発展し続けたい…』いつしか、そう念じるようになっていました。
私は、これまで28年間、2000人以上の中小企業のオーナー社長様との出会いの中で、経理事務の合理化、節税や資金繰り改善のアドバイス、人に関する悩み相談など、微力ではありますが全力でサポートしてまいりました。
一方では、お一人おひとりの社長様の仕事にかける並々ならぬ熱い思いを肌身で痛感しながら、成功談や失敗談に聞き入り、その中から、沢山のことを教えていただきました。税理士を生業(なりわい)とする私にとりましては、かけがえの無い宝物であり、感謝、感謝です。
こうした、物の本からは決して得ることのできない数々の「現場での経験知」は、私の最大の武器であり、これからもコツコツと蓄積していこうと思います。そして、長年お付き合いをさせていただいておりますお客様企業は勿論のこと、これから新たに出会う社長様や経理担当者様に対しても、この「経験知」をもとに真に価値があり本当にお役に立ち喜んでいただけるアドバイスをすることが、唯一私にできるご恩返しなのです。
オーナー社長の宿命
いつの時代も、オーナー社長様からの相談内容BEST3は、第1位・税金の問題(節税や税務調査対策)、第2位・お金の問題(事業拡大のための借入相談や資金繰りの悩み)、第3位・人の問題(人材確保・育成、後継者、給与待遇)です。
この他にも数えきれないストレスを抱え、24時間365日いつも仕事が頭から離れることはなく、一人で全責任を背負ってゆかなければならない、これはオーナー社長様の宿命なのかもしれません。
そうであるならば、このようなストレスのうち、せめて税金の不安だけでも私ども専門家にすべて丸投げし本業(経営)に集中していただきたい。
例えば、税金ストレスの筆頭にあげられるものに税務調査があります。「調査の連絡が来てから全く仕事が手につかない」「夜も眠れない」「以前の調査では体調を崩してしまいもうこりごりだ」等、お客様企業の悲鳴を何度となく聞かされてまいりました。
すぐに相談に行きたい
ついこの間も、弊社のホームページを見て電話連絡を頂き、その日のうちに直ぐにご来社された30代半ばのA社長様がいらっしゃいました。あまりにも深刻そうな顔をされていたので、「何かご心配事でも?」と伺うと、来週2日間の予定で税務調査が入るとのこと。しかも、A社長様自身が既に気付いている問題点が調査で指摘されれば、約1000万円の追徴税額を覚悟しなければならないこと。不安で、不安で、この1ヵ月ろくに仕事も手につかず、夜も眠れない、という話でした。
その日の夜、A社長様から次のような内容のメールをいただきました。
『本日は急なお願いにもかかわらず快くご対応いただき、誠にありがとうございました。何も終わっていませんが、相談しただけで、ほっとし身も心もかるくなりました。』
素晴らしい一年
弊社の税務会計サービスの最大の目的は、「税金に関するストレスからの解放」と「経営に役立つ経理事務の確立」にあります。
そのために、元国税調査官で各税務分野のスペシャリストの知恵を結集し、万全の体制で臨みます。
そのために、お客様企業がリアルタイムで自社の数字を掴み、これから先どう対処すべきか素早く判断できる状態を作り上げるお手伝いをし、オーナー社長様に数字に強くなっていただきます。
この2つの目的を100%達成するために、より一層サービスに磨きをかけ、自己錬成に励む所存でございます。また、今後10年、15年と提供し続ける税務会計サービスの新たなステージへの幕開けの年にしたいとも考えております。
2016年が、お客様企業とスタッフ様、そして弊社及びそのスタッフにとりまして、本当に素晴らしい一年でありますように、心よりご祈念申し上げます。
代表社員・税理士 佐藤 修一