「理念」の大切さ
2017年06月01日
代表社員 佐藤 修一前略
A様におかれましては、私どもの事務所に関心をお寄せいただきまして、本当にありがとうございます。この度の「ご縁」に心より感謝申し上げます。
これまで29年間にわたり2千名以上のオーナー社長様と出会い、多くの喜びを共有し、時には、様々な困難を共に乗り越えてまいりました。その一つひとつの経験知が、税理士を生業とする小生の財産であり、かけがえのない宝物となっております。
日々の出会いの中で、いつも念じていることがあります。「1件1件のお客様との出会いを大切にし『元気になっていただきたい!!』そして良きビジネスパートナーとして共に成長発展していきたい」と……。
いつの時代も、オーナー社長様からの相談内容BEST3は、第1位・税金の問題(節税や税務調査対策)、第2位・お金の問題(事業拡大のための借入相談や資金繰りの悩み)、第3位・人の問題(人材不足や育成方法、後継者、給与待遇)です。
この他にも数えきれないストレスを抱え、24時間365日いつも仕事が頭から離れることはなく、一人で全責任を背負っていかなければならない。これはオーナー社長様の宿命なのかもしれません。
そうであるならば、このようなストレスのうち、せめて税金の不安だけでも私ども専門家にすべて丸投げし本業(経営)に集中していただきたい、と思うのです。
NMC税務会計顧問サービスの最大の目的は、税金に関するすべてのストレスから解放し経営に役立つ経理事務を一緒につくりあげることで、A様に本業(経営)に集中していただき貴社が継続的に発展することにあります。
中小企業経営のコツは数字を抜きには語れません。また、数字をベースにA様が成功者の人生を歩んでいかなければ、企業経営は決してうまくいきません。中小企業発展の基礎は「経理」にあり、という創立以来44年間全く変わらない信念があります。
経理業務によって出てくるしっかりした経営数値をA様が読みとり、企業経営に役立てるお手伝いをすることは、私どもの十八番(おはこ)です。
『熱意・行動・感謝』これは、私どもの社訓です。
一人でも多くのお客様の心を暖めることができたか(熱意)、お客様の抱える問題を親身になって聞き、手を差し伸べ解決することができたか(行動)、お客様と共に生かされていることを自覚しているか(感謝)。
これから50年、60年、そして100年経っても、私どもの事務所の根底には社訓の精神が脈々と流れ続け、スタッフ一同の指針となることでしょう。
重ね重ねA様とのご縁に感謝するとともに、微力ではございますが、貴社の永続的な成長発展のお手伝いができれば幸いでございます。
草々
どのような仕事でも、「理念」を持って取り組むことの大切さを、この手紙をしたためながら再認識いたしました。そして、そこに賛同していただける弊社のファンの輪をどんどん広げて、一人でも多くのオーナー社長の人生を豊かにするお手伝いを税務会計の側面からさせていただきたい。
それを継続するためにも、①積極的・前向きに物事を考え行動する、②最後まで責任を持って仕事に取り組む、③仲間と協調し助け合う、④日々の働く姿で人々に感動を与える、⑤ありがとうを素直に言える、そんな仲間が集う職場であり続けたい、と思う次第です。
代表社員・税理士 佐藤 修一