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航空機リースについて考える~リスク編~2015年12月25日

本日は、私どもエヌエムシイ税理士法人 税務総合戦略室 元国税調査官 熊田原修司 寄稿の「航空機リースについて考える~リスク編~」をご紹介します。
※2015年12月1日の「税務総合戦略室便り」より引用
11月27日には、「航空機リース」の基礎知識についてお話しさせていただきました。今回はリスクに触れたいと思います。

航空機リースが抱えるリスクとは

•航空機事故によるリスク
航空機に限らず、輸送機器には事故リスクが伴います。
しかしながら、通常は航空会社が付保している機体保険が投資家に支払われるなどの措置が取られますので、契約内容をしっかり確認することが重要です。
•航空会社の倒産リスク
リース先の航空会社が倒産すると、リース料が受け取れないというリスクが発生します。リース会社によっては、保証金を受け取ることで、リース料に充当し、その間並行して機体の売却・他の航空会社とのリース契約に努めるなどの工夫をしております。
•為替変動リスク
ドル建で投資する場合、為替変動によるリスクが発生することになります。リース契約によっては、3年などの短期あるいは中途解約可能などにより、長期保有による為替変動リスクを回避できるモノもあるようですので、ご自身のプランに応じて検討されることが大切です。
•航空機市場の変動による売却リスク
市場は比較的安定しているようですが、「9.11」などのような事件事故が発生すると市場価格が大きく落ち込みます。そのため、風評被害が下火になるまで、リースの期間延長可能など融通のきくモノを検討することも大切であると思われます。

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