『過去』と『未来』_{2015年08月03日}

45歳不動産業の経営者様のお話です。

大手不動産会社の営業職として7年間勤められた後、独立されて現在は都内城東エリアで
不動産の売買、仲介、管理をメインに事業を展開されていらっしゃいます。

私がこの経営者様に初めてお会いしたのは今から約13年程前になります。
今でも当時のことを思い返すと鮮明な記憶がありますが、どなたとお話される時も相手の目をパチッと見て、
そして驚く位の大声でお話をされる方でした。
ただ、その一方で協力会社の現場担当者の方に対する気遣いをいつもされている姿が印象的でした。

昨日、街を歩いておりましたら偶然にも約6年ぶりに道端でお会いすることができました。

その時にこの経営者様が仰られた言葉です。
「業界では東京オリンピック開催後の話題が専ら中心になっているけど、もうその話にはうんざりした。
だって7年後の未来ではあるけども私にとってはある程度推測ができるので既に過去だと認識している。
今は更にその先を考えているから…。
過去は振り返るもので、未来は切り開くもの。
自分の中で未来として捉えている将来に対して、いかに早く一手をうつことができるかで10年後が決まる。」と。

別れ際に「今日偶然会ったのも何かの縁だから今度またゆっくり話しましょう！」
と笑顔で大きな声で仰られた姿に、人をひきつける不思議なオーラを感じました。

次回、改めてお会いさせていただけることを心より楽しみしております。