千葉県で創業20年、建設業の創業社長～その3～_{2017年03月29日}

その面談は3日後だったのです

実はご紹介をさせていただいている社長様は、私どもで毎月開催している「税金ストレスフリー」セミナーの記念すべき第1回目にご出席をいただいております。一昨年の2014年9月9日のセミナーでした。
そして、その年の10月に最初の面談の機会をいただきました。そして、契約はもう少し考えてからにしますとお返事をいただいていたのです。
それから、1年の間にガンが見つかり、ぼやぼやしている場合ではないと考えられたのです。ガンは早期発見で取り除くことができ、後は転移がないかを経過観察していくようですが、一先ず安心の状態にありました。
この面談中、私どもの創立者野本のことを何回もしてくださいました。これは、われわれ社員にとって、大変嬉しいことです。しかし、このとき、私は涙を堪えるのに必死でした。面談の日は、野本の告別式の3日後だったのです。
社長に「野本さんに会ってお礼を言いたいのよ」とお申し出をいただきました。私は深呼吸をしたのち、覚悟を決めて野本のことお話しさせていただきました。退院されたばかりの社長に、その事実を告げることがすこし酷ではないのかと感じていたためです。
その瞬間、その部屋だけ時間が止まったようでした。社長も少しの間、言葉がありませんでした。
この続きは明日のブログにて